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牛腸茂雄写真展へ行く

こんにちは


新潟の出張専門カメラマンつるまきあゆみです

そろそろ梅雨でしょうか?天気が気になるこの頃です


先日牛腸茂雄写真展へ行ってきました

きっかけは、ライティングのパーソナルレッスン 技術と機材の指導を半日してもらった先生が 牛腸茂雄写真展へしきりに行きたがっていたからだ (先生は時間の関係で泣く泣く東京へ帰ってしまわれたが^^;) 先生はとにかくパワフルで仕事以外も写真を常に撮っている 朝は散歩しながら撮っているし・昼は仕事で・送迎の間もずーっと撮ってる

私の中での牛腸茂雄は昭和の子供を撮っている人くらいのイメージで 写真でその存在は知っていたけれど 無数にいる写真家の中では特に深い興味を引くことはなかったんですよね しかしこのパワフルな人を惹きつける何かとは?と気になり 開催されているBOOKSf3

へ行ってみた


写真展は時間を見つけては足を運ぶんですが 最初はどうしていいのかわからない居心地の悪さがいつも少しだけあって 特に展示の空間が小さくなれば小さくなるほどあるような気がする 展示を見ても何も感じないこともあるし ものすごく引き込まれることもある 何か一つでも掴めればラッキーくらいの気楽な気構えでいつも行くことにしている


牛腸 茂雄(ごちょう しげお、1946 - 1983)は、

日本の写真家。コンポラ写真の代表的な作家で 新潟県加茂市出身 3歳から胸椎カリエスを患って成長が止まり、背中が曲がる障害を抱える。 以後闘病しつつ数々の写真作品を残す。 子供を撮ったスナップショットが多く、子供の世界に入っていくような作風で知られた。 1983年死去。享年36。

展示されている写真は日常にあるスナップが多く ぱっと見「これなら私でも撮れるんじゃなかろうか」という気持ちになるような 普通の景色がそこに写っている この意見は店主とお客様の会話で聞こえてきたものだけど そういった感想が出るくらいありふれた日常を切り取っている

色々気になる写真はあるけど特に目を引いたのは笑顔の無い集合写真 職業柄笑顔の集合写真を撮る機会は多いから気になった けど、そこには撮られるのが嫌でもないようなモデルさんの空気を感じて 今、よしとされている写真とは?と思ってみたり

体が弱く、障害をを抱えながらの表現活動に生きる牛腸茂雄の生きる覚悟と生き様が 写真を通して伝わってきて では今生きている私たちはどう生きるのか?と問いかけられたような気がしました 自分の生きる時間・望む生き方と向き合えるとても良い展示 私も新しい機材と技術が追加されたので これからも鋭意制作していくぞー!おー!!




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